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研究内容
産業組織論は、ミクロ経済学と計量経済学を使って企業の行動や市場における競争のあり方を分析する学問です。新聞紙上で見るビジネスニュースを理解する上で、最も役立ちやすい経済学分野と言えるかもしれません。
競争政策とは、市場経済における競争のルールを規定する法律・政策体系のことを指し、日本の独占禁止法やアメリカの反トラスト法が該当します。最近では、M&Aの事前審査やカルテルの摘発といった競争政策事案が頻繁に新聞紙面を賑わすようになってきました。
産業組織論のツールを使って競争政策を理解することは、同時に企業戦略のあり方を理解することでもあります。そのため、当ゼミでは競争政策の学習を一つの柱としています。
久保ゼミでは、3年次でグループごとの三田祭論文、4年次で卒業論文を執筆することで、産業組織論や計量経済学の実践的な学びを深めています。以下に、これまでの三田論・卒論を掲載しましたので、ぜひご覧ください。
三田祭論文一覧
四角いアイコンクリックでpdfを閲覧できます
ー5期ー
【競争政策班】
石油元売り企業の合併がガソリン小売価格に与えた影響に関する実証分析
【製造業班】
消費者のテレビ視聴行動を考慮した場合のコマーシャル接触が購買行動に与える効果の推定
【エンタメ班】
TOHOシネマズの被疑行為における独占傾向の検証
【実証ミクロ班】
コロナ禍におけるホームレス数減少幅鈍化の原因
ー4期ー
【IT班】
飲食店ポータルサイトにおける評価方法の信頼性に関する実証分析
【アニメ班】
アニメの舞台選定が市町村の観光需要に与える影響
【スポーツ班】
プロ野球の年俸がチーム成績に与える影響
―FA 制度導入の効果に関する考察―
【年金班】
国民年金の 25 年ルール改正の影響
ー3期ー
【教育班】
労働市場における学歴ミスマッチが賃金と教育収益率に与える影響